1枚の皿




夕食の片付けをしようと皿を持ち洗いながら、この皿は私のキッチンの宝だと思った時、皿との出会いを思い出した。
昭和34年9月のことです。
その日、浜松地方は午後より雨風が強くなり夜には台風が通過し、翌朝には晴れ上がり青空でした。
台風一過、自転車で鴨江観音の彼岸の出店に行き、そこで買ったものでした。
沢山買った中でこれ1枚だけが残っています。
この時代にはこのような皿が輸出品でした。
60数年経ちましたがまだ使えています。